メインコンテンツへ移動

サーバーのパフォーマンス要件

CPU​

推奨クロック周波数は2.5GHz以上のプロセッサをご選択ください。

高クロックのCPUにより、計算処理とレスポンス速度が向上し、高い同時接続や複雑な計算が必要なシナリオでもシステムの安定性と快適な操作感を維持できます。

注意事項:

  • CPUモデルによってクロック周波数やシングルコア性能は異なります。シングルコア性能が不足する場合は、コア数を増やすことで同時処理やマルチスレッド業務の要求を満たしやすくなります。
  • 過去5年以内に発売された主要モデルを選定し、性能劣化や信頼性リスクのある旧型CPUは避けてください。

ハードディスク​

ハードディスク選定の重要なポイント
  • 🚫 本番環境での機械式HDDの利用は禁止です。

    • 機械式ハードディスク(HDD)のIOPSはおよそ100程度で、必要最低条件を大幅に下回っています。
    • HDDを利用すると、データベースやアプリケーションのレスポンスが大幅に低下し、重大な性能リスクにつながるほか、データ整合性・セキュリティ上の問題を誘発する可能性があります。
  • ✅ 全サーバーでSSDの統一利用を推奨します。

    • 大容量データのアクセスが発生する場面でも安定性を維持するため、すべてのサーバーにSSDをご利用ください。
    • MongoDB は中核となるデータベースで、I/O 性能の影響を大きく受けるため、データベースには NVMe SSD を優先的に使用することを推奨します。

SSD性能の基準として、主要クラウドベンダーが提供するミドル・ローグレードSSD(汎用的なモデル)を下限としています。

下記性能値を下回らないことが必須であり、上回る構成を推奨します。

  • ランダム書き込み性能:IOPS ≥ 15,000
  • ランダム読み取り性能:IOPS ≥ 15,000
  • 連続書き込み速度:200 MiB/s 以上
  • 連続読み取り速度:200 MiB/s 以上

クラスターモード:イントラネットネットワーク​

クラスターモードにおいては、様々な業務負荷下で高い安定性とパフォーマンスを維持するため、イントラネットに対して下記要件を満たしてください。

  • イントラネットパケット送受信速度(PPS):単一サーバーあたり20万PPS以上
  • イントラネット帯域幅:単一サーバーあたり2Gbps以上

これらにより、高負荷・大規模データ交換が発生する状況でも安定かつ低遅延な通信パフォーマンスを確保できます。


インターネット帯域要件​

推奨帯域幅:30Mbps以上 ファイル保存・ダウンロード・アップロードが多いビジネスの場合は、実際の利用状況に合わせて帯域拡張をご検討ください。

📈 なぜ広帯域が必要か?​

  • アクセス高速化:帯域が広いほどデータ転送速度が速くなり、より快適なユーザー体験につながります。
  • 同時接続ユーザー増加への対応:高帯域により、同時多数ユーザーのアクセス時でもラグや遅延を抑制できます。
  • トラフィックピーク対策:繁忙期などアクセス集中時も十分な帯域があればサービスの安定稼働を維持できます。
  • コスト効率:クラウドサーバーは従量課金型の利用を推奨し、転送速度と柔軟性を確保しつつ様々なビジネス規模に適応可能です。

📊 帯域計算例​

仮に30Mbpsの帯域で、30名が同時にファイルダウンロードする場合:

  • 総帯域:30Mbps = 30,000,000 bit/s
  • ユーザー1人あたり:30,000,000 ÷ 30 = 1,000,000 bit/s
  • 1人あたりのダウンロード速度:1,000,000 ÷ 8 = 125,000 Byte/s ≈ 125KB/s